HTML/CSSで自分好みのデザインで、自由に発言できるページを作りたくなったので、思い切ってはてなブログからWordPress(ワードプレス)へお引越しすることにしました。今回はその手順についてまとめてみます。
WordPressに移行した理由
これまで無料のはてなブログを使っていました。有料版のはてなブログProにするという方法もありますが、次のような理由でWordPressを選びました。
- デザインにこだわりたい
- サービスが終了する心配がない
- 収益化したい
以前から興味があった技術同人誌に寄稿するようになり、著者は3000文字を書くことが一つの目安になっているのですが、書き慣れていないとこの分量を書くことが難しいのです。
もっとすらすら文章が書けるようになりたい!
自分の好きなようにデザインを変えることができれば、ブログを書くモチベーションも上がるに違いない。
サーバーを用意する
レンタルサーバーは提供している会社がたくさんあって迷ってしまいますが、私はコスト重視で月額500円からのGMOペパボ「ロリポップ!レンタルサーバー」(スタンダードプラン)を選びました。
自分のニックネームが入ったアドレスが欲しかったので、同時に「ムームードメイン」で独自ドメインを取得しました。
ロリポップのスタンダードプランは電話サポートがついていて初心者でも簡単に始められます。初めて使う時には10日間無料で利用することができます。ブログやホームページの作り方も公開されているので、公式ページをチェックしてください!
はてなブログからエクスポートする
はてなブログの「設定」から「詳細設定」を開いて、「記事のバックアップと製本サービス」をクリックします。「エクスポート」の画面が開くので、エクスポートとダウンロードを行います。
ダウンロードすると、テキストファイルが出力されます。

見出しを修正する
はてなブログとWordPressを比較すると、見出しタグの大きさが一つずつ異なっているので、ダウンロードしたファイルをテキストエディタなどを使って一括置換します。
変更前 | 変更後 |
---|---|
<h3 | <h2 |
/h3> | /h2> |
<h4 | <h3 |
/h4> | /h3> |
WordPressにインポートする
WordPressの「ツール」>「インポート」を開いて、「Movable Type と TypePad」の「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが終わったら「インポーターの実行」をクリックします。

「ファイルを選択」し、「ファイルをアップロードしてインポート」をします。

投稿者を既存のユーザー名に変更します。

パーマリンクを確認する

はてなブログの記事URLは指定していなかったので、投稿した日時になっています。
例:https://(旧ドメイン)/entry/2020/03/10/080000
WordPressの「設定」>「パーマリンク設定」で「投稿名」を選択し、インポートすると以下のようになりました。
例:https://(新ドメイン)/2020-03-10-080000/
WordPress 5.4.1 以降の注意点
/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%hour%%minute%%second%
「カスタム構造」を選択してはてなブログと同じ構造に修正したところ、投稿ページがアーカイブページになって表示されてしまうというトラブル発生!
WordPress 5.4.1 からIDかスラッグで終わるというルールに変わっているようです。
構造は必ず %post_id% あるいは %postname% で終了し、各パーマリンクが個々の投稿を指すようにしてください (例 /%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/ )。
パーマリンクの使い方
内部リンクの修正・削除
自分のブログ内の別の記事にリンクしているURLを修正します。インポート後に気付いたのですが、記事内のキーワード(はてなブログ タグ)に下線がついてしまったので、こちらも地道に削除していきました。
Search Regexというプラグインを使うと一括置換できるようです。
参考記事:Search Regexの使い方!一瞬で一括変換できる便利なWP置換プラグイン
引越し完了!
ひとまずこれで記事が見れるようになりました。ブログを書いていくぞー!
「自分で作業するのは不安」って人は以下の記事を読んでみてくださいね。