
AWSソリューションアーキテクトってどうやって勉強すれば合格できるの?
私はシステムエンジニアとして働いていますが、AWSの実務経験は一切なし。
そんな私でもAWS認定ソリューションアーキテクト試験(以下SAA)に合格できました。
この記事ではAWS SAAに興味があるものの、勉強の仕方がわからない。
このようなお悩みを持った方に向けた記事です。
AWSを導入する企業が増え、AWSの知識やスキルの必要性が高まっています。
これからAWS SAAを目指す人におすすめの勉強法や学習ポイントを紹介します。
AWS認定資格の種類

設計、運用、開発の役割別の認定と特定分野の専門知識の認定試験に分けられます。
以下の3つのレベルに細分化されています。
基礎レベル
6か月程度の基本的なAWSの経験と業界知識がある人。
アソシエイトレベル
1年程度のAWSの利用経験があり、クラウド構築の問題解決ができる人。AWSのサービスや知識があれば実務経験がなくても目指すことができます。
プロフェッショナルレベル
2年程度のAWSを利用した設計、運用、障害対応などの経験がある人。
AWS SAAは設計者向けのアソシエイトレベルにあたる資格です。
AWS SAAの試験概要
AWS SAAの試験概要を以下にまとめました。
問題形式 | 単一選択・複数選択 |
実施形式 | テストセンターまたはオンラインで受験可能 |
試験時間 | 130分間 |
問題数 | 65問 |
受験料 | 16,500円(税込) |
合格点 | 720/1000点 |
試験範囲 | レジリエントアーキテクチャの設計 30% 高パフォーマンスアーキテクチャの設計 28% セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計 24% コスト最適化アーキテクチャの設計 18% |
SAA-C01とSAA-C02の違い
AWS SAAは2020年3月に改定されました。
試験範囲が狭くなりましたが、以前と難易度は変わりません。
運用系の問題が削除され、新しいサービスについて問われるようになりました。
おすすめの勉強法
私が実際に使用した参考書と問題集を紹介します。
その1:AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
AWSサービスの概要が一つにまとまっていて、AWSを基礎から学びたい人にぴったりです。
全体像を理解するのにちょうどよく、ポイントを絞って書かれているのでわかりやすいです。
練習問題が少ないので、後述の問題集と合わせて勉強するとGOOD!
その2:【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

オンライン動画学習サイト「Udemy」を利用しました。
スマホのアプリをインストールすればいつでも問題を解くことができます。
常にセールをやっているので1,500円前後で購入できて、6回分とコスパがよいです。
難易度が少し高めですが、問題に慣れることで本試験に近い学習ができます。
正答率が80%が超えるまで4週くらい解きました。
Udemyについては、別記事のUdemyとは?で説明しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
その3:Black Belt
Black BeltとはAmazonが提供しているオンラインセミナーの資料です。
参考書を読んで理解できなかったサービスについて資料を参照し、何を実現するためのサービスなのかをイメージできるようにしました。
新しいサービスは参考書に記載されていないものもあるので、公式のドキュメントに目を通しておくとよいでしょう。
その4:AWS WEB問題集で学習しよう
その名のとおりWeb問題集です。
プラチナプランは60日間で3,880円と少し高めですが、問題数が750問以上あります。
問題集は随時追加されていくので、新しい問題から進めてください。
全ての問題を解くことはできなかったので、受験までに時間がない人には向かないかも。
その5:実際に触ってみる
AWSアカウントを新規に作成すると、12ヶ月間の無料利用枠がもらえます。
無料利用枠を活用し、実際に操作しながら学ぶと理解が深まります。
学習をサポートして欲しい場合
サポートを受けたい場合は、インフラエンジニアコースを用意しているスクールを選ぶとよいでしょう。
Webスクールといえば、プログラミング学習のイメージが強いですが、RaiseTechはAWSが学べる数少ないオンラインスクールです。
一人で学ぶのは不安だからサポートしてほしいという方にはマンツーマンでがっつり学ぶことをおすすめします。
試験日を予約しよう
人気の会場はすぐに埋まってしまうので、試験日を決めて予約しましょう。
試験日が決まれば学習計画が立てやすくなり、勉強へのやる気が出てきます。
AWSサービスを理解し、問題集を繰り返し解いていけば、AWSは実務経験がなくても合格できます。

クラウド移行の案件に携わることになったので、SAAを取得しておいてよかったです
AWS SAAに興味があれば、ぜひ取得を検討してみてください。